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山中湖で写真を撮った後、河口湖畔へ。その畔にある久保田一竹美術館。
「一竹辻が花」というものが大変有名と聞き、行ってみる事にしました。 美術館の入り口。 なんだか芸術的な門構え。 門を抜けると、素晴しい日本庭園が広がっていました。 四季折々の風景が楽しめるのだろうな…と。 芸術家というだけあって、美術館の内装もモダンで個性的。 入ってすぐに一竹さんの紹介TVが流れており、拝見しました。 「辻が花」というのは室町時代に栄えたそうですが、徐々に衰退してしまったそうです。 一竹さんは「辻が花」に出会ってから、その美しさに魅了されて研究を重ねられたそうです。 ですが戦争でソ連に抑留され、その時に「もし生きて帰ることができたら、辻が花をもっと極めよう…」と心に硬く思われたそうです。 無事に日本に戻られ、それから辻が花の研究に没頭されて、「一竹辻が花」というものを完成させたそうです。 久保田一竹美術館開館15周年記念で、「大光響」展を開催しておりました。 「光響(こうきょう)」と題し、久保田一竹さんのライフワークとして四季折々の景色と宇宙を80連作で表現することを目標とされているそうです。 80連作。 この連作は「秋・冬」から始まり、「宇宙」まで、現在39連作のところまで展示されていました。 秋の景色から冬の景色に移り変わるよう、日の光り、紅葉、山や海、雪景色などを着物に表現されていました。 息を呑んでしまうほどの美しさ。 着物から、その風景の風の音や鳥の鳴き声、海の音など聞こえてくるよう。 さらに素晴しかったのは、雪の景色。 雪景色の素晴しさも感じましたが、「寒さ」が伝わってくるほど。 しばらく感動で動けなくなってしまったくらい。 何よりも、色の多さに感動しました。 これだけの物を作り上げるのは、相当のパワーと根気が必要だと思いました。 深く熱い情熱を持っていらっしゃったのだと。 久保田一竹さんは残念ながら、2003年にお亡くなりになられ、 現在は2代目久保田一竹さんらが初代の意思を継がれているそうです。 年のはじめから、美しいものを堪能でき感動できました。
by mizuumis
| 2010-01-05 10:42
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